「人が集う公園のような礼拝堂」
礼拝堂を囲むように各諸室を配置し、その延長線上から天空に伸びる十字架があります。この十字架は、礼拝堂とキリスト教文化センターの中心であるとともに、キャンパスの中心です。地面が隆起したような屋根とそれを利用した登り庭、周囲の建物からも容易にアクセスが可能な動線は、礼拝堂をより学生にとって身近な存在とします。礼拝堂とキリスト教文化センターは、道路を挟み分棟型の形態となっていますが、道路も広場のように扱うことで、施設全体が一つの空間となり、一体的な利用が可能となります。
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